卒業ビザの新たな年齢上限、博士課程の学生に不安もたらす

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Credit: Freepik/SBS

オーストラリアで人気の高い卒業ビザに、7月1日から新たな変更が実施されることを受け、博士課程の学生らが先行き不透明な状況に直面しています。


オーストラリアの教育機関を卒業したばかりの留学生が、一時的に就労することを可能にするTemporary Graduate Visa Class 485、通称卒業ビザ。

留学生が実務経験を積むことを可能にするだけでなく、さらなる技能ビザへの足掛かりとなるため、大変人気です。

しかし7月1日から、この卒業ビザの申請可能年齢が50歳から35歳に引き下げられるほか、博士号取得後の最長滞在期間が現行の6年から3年に半減します。

この変更を受け、オーストラリアで学ぶ多くの外国人博士課程の学生が、国外退去を余儀なくされる可能性に懸念を示しています。

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